ニーレの会
松村誠二
ご挨拶

腎臓の病気を患い、透析療法なしに生きてゆくことができない患者さんは、平成11年12月の時点で、ついに197,213人に達してしまいました。
血液透析は週2〜3回器械に繋がり、CAPD(腹膜透析)は毎日お腹に透析液を入れておかなくてはいけません。大変です。
私も血液透析を受けていますが、時々、面倒くさくなります。これだけ進んだ医学です。何とかならないのだろうか。どうして、こんな病気に罹ってしまったんだろう。 悩みました。
どうにかして慢性腎不全を治したい。治らないまでも、寛解というある程度は病気から離れた状態に身を置きたい。
こんな思いで、毎日を過ごしていた頃、今は東京女子医科大学医学部内科教授として同東医療センターで活躍しておられる佐中 孜医師に巡り会いました。
そして、スタ−トさせたのがこのニ−レの会です。このニ−レの会はいわば患者の互助会です。1人1人の経験を共有するための会です。
すなわち、良いことは真似て、悪いことは次に自分の番になったときにならないように予防するための会なのです。
これまで、このようなニ−レの会を年数回東京の片隅で開いてきました。その結果、自画自賛といわれるかもしれませんが、人の輪も広がり、かなりの成果を上げたように思います。
そこで、今度は、1人1人の貴重な経験をもっと広く、日本中、そして世界中の方々と共有するために、ホ−ムペ−ジを開設することにいたしました。
皆様の変わらぬご支援を得て、更に素晴らしい、意義のあるものしたいと願ってやみません。何卒、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願いいたします。

会長 松村誠二

ニーレの会の運営

本会は、佐中 孜先生(東京女子医科大学医学部教授)、 羽田 茲子先生(東京女子医科大学東医療センター栄養科長)を顧問とし 松村 誠二氏を会長として、慢性腎不全患者ならびにその家族有志のボランティアによって運営されています。
ニーレの会の目的

ニーレの会の目的は慢性腎不全には、将来透析療法や腎移植が必要な場合と既に透析療法を受けている場合とがあります。
腎移植を受けている患者さんもその腎臓の機能が悪くなると 、それは慢性腎不全です。
この会はそのような慢性腎不全患者さんのためのものです。
すなわち、透析療法や腎移植が必要な状態の患者さんは、透析療法を避けるための 食事療法や生活を勉強し、既に透析療法を受けている患者さんは、長生きする為の 食事療法や生活を勉強してもらいます。
勉強方法は、患者さんが互いの経験や体験を皆に 披露し、それらを皆互いにシェアーし、自分自身のものとしてゆくようにすることが中心です。
従って、食事療法などは、料理教室など実践面を特に大切にしています。 昭和62年7月7日に第1回を行い、以後、年2〜4回、不定期ですが、活動してきています。